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ハンドブックシリーズ

エレクトロニクス機器における静音化技術直販のみ

監修: 田中基八郎氏(前埼玉大学教授、元(株)日立製作所機械研究所)
価格: 48,000円(本体)+税
判型: B5
ページ数: 762 ページ
ISBN: 978-4-904774-25-0 C2053
発売日: 2007/5/31

【静音化とは】

「良い製品だ」との評価は静かであること。静音化とは字の通り、音を静かにするということであるが、これは、聴いた音を静かにするということである。

我々は耳で音を聴いており音が大きい、小さいということは、聴いた音が大きい、小さいということである。この意味は、まず最初に、後に述べるように音波というものがあり、つぎにそれを耳で聴き、音という感覚が生じ、その結果例えば、それを大きいと思うということである。

したがって機器の静音化においては、まず音波とはどのようなものであり、それがどのように表されるかを知る必要がある。次にその音波はどのようにして聴かれ、聴いた結果がどのようになり、またどのように表されるかを知ることが必要である。

(本書より)

【目次】

第1編 基礎技術
第1章 静音化のための音響知識

  1. 1.静音化とは
  2. 2.音とは
  3. 3.音波に関する諸量
  4. 4.音に関する諸量
  5. 5.音波および音の表し方

第2章 静音化のための計測器と計測方法

  1. 1.A特性音圧レベルの測定器
  2. 2.A特性音圧レベルの測定方法
  3. 3.A特性音圧スペクトルの測定器
  4. 4.A特性音圧スペクトルの測定方法

第3章 静音化の評価

  1. 1.A特性音圧レベルによる評価
  2. 2.音色による評価

第4章 静音化技術の基礎

  1. 1.静音化技術の概要
  2. 2.音波の発生
  3. 3.直接的圧力変化の低減
  4. 4.たわみ、加振力の低減
  5. 5.振動絶縁
  6. 6.制振処理
  7. 7.吸音処理
  8. 8.遮音
  9. 9.消音器

第5章 音・振動と材料

  1. 1.音・振動の低滅材料の種類と役割
  2. 2.空気伝搬音を低滅する材料
  3. 3.個体伝搬音を低減する材料

第2編 主要技術
第1章 音と入力-入力電流制御

  1. 1.はじめに
  2. 2.電源歪みの音に対する影響
  3. 3.蛍光灯安定器の磁気歪で生ずる振動
  4. 4.インバータエアコンチョッピング音の低減例

第2章 電磁機器(電源・変圧器、モーター類)の音・振動-電磁力制御

  1. 1.まえがき
  2. 2.電磁力の種類
  3. 3.電磁機器
  4. 4.その他の振動、騒音
  5. 5.振動、騒音の低減対策

第3章 振動の伝播と音の放射-個体伝播音とスピーカ効果の制御

  1. 1.はじめに
  2. 2.伝播系
  3. 3.振動から音への変換メカニズム
  4. 4.コヒーレンスを使った音源探査・寄与度推定

第4章 流体機械(ファン、ポンプ等)から出る音流体音制御

  1. 1.まえがき
  2. 2.流体騒音の基礎
  3. 3.ファン騒音

第5章 動力伝達系(歯車、軸受、ベルト)から出る音-メカニズム音制御

  1. 1.はじめに
  2. 2.歯車装置における振動・騒音
  3. 3.転がり軸受の振動・騒音
  4. 4.ベルトの振動・騒音

第6章 構造機構の振動解析

  1. 1.はじめに
  2. 2.動力学におけるモデル化
  3. 3.有限要素法による振動解析
  4. 4.モード解析
  5. 5.機構解析

第7章 音場の予測解析

  1. 1.はじめに
  2. 2.CAEによる騒音・振動解析
  3. 3.FEM・BEMについて
  4. 4.FEM・BEMを使った騒音振動予測事例
  5. 5.問題点と展望

第8章 アクティブ・ノイズ・コントロール

  1. 1.はじめに
  2. 2.制御方式の概要
  3. 3.フィードフォワード制御方式
  4. 4.フィードバック制御方式
  5. 5.最近の制御方式

第9章 アクティブ振動制御

  1. 1.まえがき
  2. 2.振動のアクティブ制御の特徴と最近の動向
  3. 3.制動制御装置の分類と構成例
  4. 4.弾性構造物の低次元物理モデル作成法
  5. 5.制御系設計法
  6. 6.アクティブ振動制御の実際
  7. 7.アクティブ遮音のための平板の振動制御

第3編 静音化に伴う部品・材料技術
第1章 振動絶縁材料

  1. 1.はじめに
  2. 2.振動絶縁の原理
  3. 3.振動絶縁の材料

第2章 制振材料

  1. 1.エレクトロニクス機器の静音化対策と制振材の役割
  2. 2.制振材の性能
  3. 3.制振材の種類と特徴
  4. 4.エレクトロニクス機器への応用例

第3章 遮音材料

  1. 1.音の伝わり方と遮音
  2. 2.遮音性能の表し方
  3. 3.遮音材料の例
  4. 4.遮音設計における留意点
  5. 5.遮音材料の応用事例

第4章 吸音材料

  1. 1.エレクトロニクス機器の静音化対策と吸音材の役割
  2. 2.吸音材の性能
  3. 3.吸音材の種類と特徴
  4. 4.エレクトロニクス機器への応用例

第5章 静音化のための金属材料

  1. 1.はじめに
  2. 2.制振合金
  3. 3.制振鋼板
  4. 4.今後の課題

第6章 動吸振器

  1. 1.はじめに
  2. 2.動吸振器による1自由度系の制振法
  3. 3.多自由度系の制振法
  4. 4.3自由度系の制振への応用
  5. 5.平板の騒音制御への応用

第7章 消音器

  1. 1.まえがき
  2. 2.消音器の種類
  3. 3.パッシブ型消音器(吸音材型)の特徴
  4. 4.リアクティブ型消音器の特徴
  5. 5.アクティブノイズコントロール
  6. 6.消音器使用上の注意点

第8章 音・振動制御用材料(インテリジェント材料)

  1. 1.機能性材料の音・振動制御への応用
  2. 2.電気粘性流体と音・振動制御への応用
  3. 3.磁性流体と音・振動制御への応用
  4. 4.圧電(ピエゾ)材料と音・振動制御への応用
  5. 5.形状記憶合金と音・振動制御への応用

第4編 静音化設計技術(応用技術)
第1章 ルームエアコン

  1. 1.エアコンの運転騒音の推移
  2. 2.エアコンの騒音の特徴
  3. 3.エアコンの低騒音化事例

第2章 掃除機

  1. 1.はじめに
  2. 2.電気掃除機の構造と騒音発生源
  3. 3.ブロワーモーターの空力・騒音特性の改善
  4. 4.掃除機本体及び吸気系の騒音対策

第3章 洗濯機

  1. 1.まえがき
  2. 2.全自動洗濯機の構造と騒音
  3. 3.低騒音化設計
  4. 4.今後の課題

第4章 プリンタ(騒音評価を中心として)

  1. 1.プリンタの騒音評価方法
  2. 2.騒音分析
  3. 3.騒音源の特定/対策事例

第5章 複写機

  1. 1.はじめに
  2. 2.複写機の構造
  3. 3.複写機の騒音分析
  4. 4.ADFの静音化事例
  5. 5.書き込み機構の騒音化事例
  6. 6.送風系の静音化事例
  7. 7.駆動系の静音化事例

第6章 プロッタ

  1. 1.はじめに
  2. 2.音の出る要素と構造
  3. 3.モーター
  4. 4.ペンの上下機構
  5. 5.駆動系(ギア、ベルト、ベアリング)
  6. 6.騒音の測定

第7章 ファクシミリ

  1. 1.ファクシミリの騒音
  2. 2.駆動モーターの振動騒音対策
  3. 3.駆動ギヤの慴動音対策
  4. 4.用紙の振動音対策

第8章 小形モーター

  1. 1.モーターによって発生する振動・騒音
  2. 2.モーターのトルクむらに関係するギャップ磁束密度
  3. 3.トルクむら発生メカニズム
  4. 4.機械騒音
  5. 5.各種小形モーターおよび駆動における具体例

第9章 冷却ファン

  1. 1.概要
  2. 2.最近のエレクトロニクス機器に関する熱設計者を取りまく環境
  3. 3.エレクトロニクス機器内部の熱による影響
  4. 4.冷却ファンに要求される新性能
  5. 5.小形ファンの種類
  6. 6.冷却ファン自身の低騒音化
  7. 7.冷却ファン低騒音化に対する使用上の注意
  8. 8.低騒音化への実例
  9. 9.低騒音化対策に役立つ計算例
  10. 10.冷却ファンの低騒音化、その他の注意

第10章 アクティブノイズコントロール装置(ANC、自動車用)

  1. 1.はじめに
  2. 2.自動車騒音とその対策
  3. 3.車室内エンジン騒音のアクティブ制御
  4. 4.車室内エアコン騒音のアクティブ制御

【参考文献】

【口コミ】

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