書籍
書籍検索
近日発売 送料無料

エンジニア入門シリーズ

製造業のためのプロダクトマネジメント
改善×価値創造×ChatGPT活用ガイド

監修・著: 澤口 学 (立命館大学)
著: 織田 昌雄 (立命館大学)
西山 聖久 (立命館大学)
定価: 3,960円(本体3,600円+税)
判型: A5
ページ数: 256 ページ
ISBN: 978-4-910558-50-9
発売日: 2025/8/23
管理No: 148

発売前の予約注文を承っております


【目次】

第1部 付加価値を生み出すプロダクトマネジメント

第1章 企業活動に必要な創造的問題解決能力

  1. 1.1 企業活動のあるべき姿~効率的な企業活動
    1. 1.1.1 効率経営を営む企業とは
    2. 1.1.2 戦力化した優れた社員に求められる3つの能力
  2. 1.2 企業経営と利益創出の基本的考え方
    1. 1.2.1 企業経営の目的の整理
    2. 1.2.2 企業の存続と利益の追求
    3. 1.2.3 効率向上の4パターン
    4. 1.2.4 利益確保の3つの方法
  3. 1.3 企業で発生する問題とは
    1. 1.3.1 論理的問題と創造的問題
    2. 1.3.2 創造的問題で役立つ主な管理技術の特徴
    3. 1.3.3 創造的問題解決の標準プロセス
    4. 1.3.4 創造力を阻む3つの関所

第2部 既存製品を改善するためのフレームワーク

第2章 IE(Industrial Engineering)の思考法~現象追求型メソッド

  1. 2.1 オペレーション・マネジメント・メソッド(OMM)としての管理技術の誕生
    1. 2.1.1 管理技術の必要性
    2. 2.1.2 固有技術と管理技術の誕生背景
  2. 2.2 管理技術としてのIE(Industrial Engineering)
    1. 2.2.1 IE誕生のきっかけ
    2. 2.2.2 IEマインド~テーラーの時間研究とギルブレイスの動作研究
    3. 2.2.3 創造的問題解決“手法”としてのIEの特徴
  3. 2.3 IEの基本
    1. 2.3.1 IEの基礎(作業研究)を成す諸手法の紹介
    2. 2.3.2 工程分析
    3. 2.3.3 IEのアイデア発想に役立つECRS
    4. 2.3.4 工程分析とECRSを活用した事例
    5. 2.3.5 日本におけるIEの導入(参考)

第3章 QC(Quality Control)の思考法~原因追及型メソッド

  1. 3.1 第二の管理技術として誕生したQC(Quality Control)の必然性
    1. 3.1.1 QCの誕生の背景~品質本位から品質管理へ
    2. 3.1.2 統計学の概念
    3. 3.1.3 創造的問題解決“手法”としてのQCの特徴
  2. 3.2 QCの基本
    1. 3.2.1 QCの基礎(SQC)をなす諸手法の紹介
    2. 3.2.2 主な手法を活用した事例の紹介
    3. 3.2.3 米国経由で日本に導入されたQCの発展経緯

第3部 イノベーションデザインの勧め

第4章 VE(Value Engineering)の思考法~目的追求型メソッド

  1. 4.1 管理技術としてのVEの特徴
    1. 4.1.1 VA/VE誕生の経緯
    2. 4.1.2 アスベストの出来事から学ぶVA/VEの基本思考
    3. 4.1.3 創造的問題解決“手法”としてのVEの特徴
  2. 4.2 VEの基本
    1. 4.2.1 VE実施計画~機能的研究法
    2. 4.2.2 主なVE手法の紹介
  3. 4.3 日米におけるVEの発展経緯(参考)
    1. 4.3.1 米国におけるVE誕生後の発展経緯
    2. 4.3.2 日本におけるVEの導入と発展経緯
    3. 4.3.3 日米におけるVEの導入・定着に至る特徴

第5章 VE的思考の事例編

  1. 5.1 事例1「製品開発と製造工程のコンカレントVEによる価値向上」
    1. 5.1.1 はじめに
    2. 5.1.2 コンカレントVEの目的
    3. 5.1.3 コンカレントVEの実施手順
    4. 5.1.4 コンカレントVEによる製造工程の効率化
    5. 5.1.5 まとめ
  2. 5.2 事例2「顧客の先の使用者を見据えた製品企画VE」
    1. 5.2.1 はじめに
    2. 5.2.2 従来の製品企画
    3. 5.2.3 従来の製品企画が抱える問題点への取り組み
    4. 5.2.4 問題点を解決する新しい方法の提案
    5. 5.2.5 製品企画VE実施手順
    6. 5.2.6 まとめ

第6章 TRIZ(発明的問題解決理論)の思考法~矛盾解決型メソッド

  1. 6.1 旧ソ連で誕生した管理技術であるTRIZ
    1. 6.1.1 TRIZとは
    2. 6.1.2 TRIZ誕生の背景
    3. 6.1.3 創造的問題解決“手法”としてのTRIZの特徴
  2. 6.2 TRIZの基本
    1. 6.2.1 クラシカルTRIZ
    2. 6.2.2 技術的矛盾の解決アプローチ~技術矛盾マトリックスと40の発明原理
    3. 6.2.3 物理的矛盾の解決アプローチ~分離の法則
    4. 6.2.4 その他のTRIZ手法の概要
  3. 6.3 デザイン思考系手法としてのVEとTRIZの類似性(参考)

第7章 VE/TRIZ応用事例編1「対極類比アプローチ」

  1. 7.1 はじめに
  2. 7.2 顧客の潜在的要求に応える創造手法「対極類比アプローチ」
    1. 7.2.1 創造手法を適用するVEプロセス
    2. 7.2.2 創造手法を提案する目的
    3. 7.2.3 創造手法「対極類比アプローチ」の概要
    4. 7.2.4 創造手法「対極類比アプローチ」の手順
    5. 7.2.5 創造手法「対極類比アプローチ」の特徴
    6. 7.2.6 創造手法の適用事例
    7. 7.2.7 まとめ

第8章 VE/TRIZ応用事例編2「10の対極発明原理」

  1. 8.1 はじめに
  2. 8.2 VE/TRIZを応用する背景
  3. 8.3 従来のVE/TRIZ応用
    1. 8.3.1 TRIZ
    2. 8.3.2 対極類比アプローチによる創造手法
  4. 8.4 TRIZを活用した対極類比アプローチによる創造手法
    1. 8.4.1 創造手法「10の対極発明原理」の概要
    2. 8.4.2 10の対極発明原理
    3. 8.4.3 「10の対極発明原理」の適用事例
  5. 8.5 結果と考察

第9章 VE・TRIZ的生成AIを使った課題設定方法

  1. 9.1 対話型の生成AIについて
  2. 9.2 VE活動におけるChatGPTの活用
  3. 9.3 TRIZとChatGPTの活用
  4. 9.4 IEへの活用
  5. 9.5 QCへの活用
  6. 9.6 まとめ

【参考文献】

【第1章】

  1. P.F. ドラッカー,上田惇生訳:現代の経営,ダイヤモンド社,1954
  2. 澤口学:逆転発想による創造的リスクマネジメント,pp.40-41,同友館,2007
  3. 土屋 裕監修,産能大学VE研究グループ:新・VEの基本,産業能率大学出版部,1998
  4. 伊賀泰代:生産性,pp.30-42,ダイヤモンド社,2016
  5. 澤口学:はじめての企画・開発メソッド,同友館,2020
  6. 日本創造学会のHP,https://keyword.japancreativity.jp/basics/creative-power,(2025.1.30 参照)
  7. 澤口学:逆転発想による創造的リスクマネジメント,同友館,2007
  8. 澤口学:VEとTRIZ,同友館,2002

【第2章】

  • 八巻直躬:IEとは何か,マネジメント社,1993
  • 村松司叙:現代経営学総論,pp.71-77,中央経済社,1991
  • 上野一郎:産能大のあゆみ~主観的三十年史,産業能率大学,1980
  • テーラーF.W. 著,上野陽一訳編:科学的管理法,産業能率大学出版部,1983

【第3章】

  • 米山高範:品質管理のはなし,日科技連,1983
  • 創造力:西堀栄三郎,講談社,1990
  • 新おはなし品質管理:田村照一,日本規格協会,2001
  • 後藤俊夫著:忘れ去られた経営の原点 ―GHQが教えた経営の質CCS経営者講座,生産性出版,1999
  • 宇喜多義敬,小林勝美監修:品質管理が一番わかる,技術評論社,2015
  • 今里健一郎:QC七つ道具を使いこなす本,秀和システム,2010

【第4章】

  • 玉井正寿編:価値分析,森北出版,1978
  • ローレンス・D・マイルズ著,玉井正寿監訳:VA/VEシステムと技法,日刊工業新聞社,1981
  • 土屋裕監修,産能大学VE研究グループ著:新・VEの基本:産業能率大学出版部,1998
  • 上野一郎監修,編集代表 土屋裕,田中雅康,中神芳夫:VEハンドブック,社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会,2008
  • 澤口学:はじめての企画・開発メソッド~0 Look /1st Look VE,同友館,2020
  • VM Guide - A Guide to the Value Methodology Body of Knowledge, SAVE Internation, 2021
  • 社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会編:価値創造の夜明け,社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会,2010

【第5章】

  1. 澤口学:はじめての企画・開発メソッド~0 Look/1st Look VE~,p.50,同友館,2020
  2. 澤口学:はじめての企画・開発メソッド~0 Look/1st Look VE~,p.64,同友館,2020
  3. 澤口学:はじめての企画・開発メソッド~0 Look/1st Look VE~,p.65,同友館,2020
  4. 澤口学:はじめての企画・開発メソッド~0 Look/1st Look VE~,p.68,同友館,2020
  5. 澤口学:はじめての企画・開発メソッド~0 Look/1st Look VE~,p.70,同友館,2020
  • 土屋裕監修,産能大学VE研究グループ:新・VEの基本,産能大出版部,1998
  • 澤口学:はじめての企画・開発メソッド~0 Look/1st Look VE~,同友館,2020
  • 山岸耕二,安井昌男,萩本順三,他:要求開発 ~価値ある要求を導き出すプロセスとモデリング~,日経BP,2006
  • 上山和子:Requirement Analysis Tree https://www.slideshare.net/kent4989/requirement-analysis-tree
  • 公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会訳:ReSAVE International:Function analysis Guide
  • 神田雅生:開発段階のVEでアイデアを活かすための製造技術の活用,VE研究論文集Vol.45,日本バリュー・エンジニアリング協会,2014
  • 土屋裕監修,産能大学VE研究グループ:新・VEの基本,産能大出版部,1998
  • 経済産業省,厚生労働省,文部科学省編:2021年版ものづくり白書 https://www.meti.go.jp/report/whitepaper/mono/2021/index.html
  • 総務省統計局:高齢者人口 https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1261.html
  • 青木淳:ブロックビルドVA技法,VE研究論文集Vol.17,日本バリュー・エンジニアリング協会,1986

【第6章】

  • Stan Kaplan:An Introduction to TRIZ,1996
  • 澤口学:VEとTRIZ,同友館,2002
  • 長田洋編著,澤口学,福嶋洋次郎,三原裕治:革新的課題解決法,日科技連,2011
  • 澤口学:日本式モノづくり工学入門 - イノベーション創造型VE/TRIZ,同友館,2015
  • 澤口学:はじめての企画・開発メソッド,同友館,2020

【第7章】

  1. 澤口学:[最新]日本式モノづくり工学入門,pp.17-23,同友館,2015
  2. 日本バリュー・エンジニアリング協会 関西支部・コンセプト・メーキングVE研究会編集:VE資料NO.96 コンセプト・メーキングVE(CMVE)~潜在的顧客ニーズの顕在化技法~,p.6,日本バリュー・エンジニアリング協会,2008

【第8章】

  1. 上野一郎:VEハンドブック参考資料(VE関連用語・索引),p.3,日本バリュー・エンジニアリング協会,2011
  2. 澤口学:[最新]日本式モノづくり工学入門~イノベーション創造型VE/TRIZ~,p.80,同友館,2015
  3. 上野一郎:VEハンドブックⅢ,p.53,日本バリュー・エンジニアリング協会,2011
  4. 上野一郎:VEハンドブックⅢ,p.60,日本バリュー・エンジニアリング協会,2011
  5. 上野一郎:VEハンドブックⅡ,p.170,日本バリュー・エンジニアリング協会,2011
  6. 上野一郎:VEハンドブックⅡ,p.174,日本バリュー・エンジニアリング協会,2011
  7. 上野一郎:VEハンドブックⅢ,p.61,日本バリュー・エンジニアリング協会,2011
  8. 高木芳徳:トリーズ(TRIZ)の発明原理40 あらゆる問題解決に使える[科学的]思考,p.30,ディスカヴァー・トゥエンティワン,2014
  • G. Pahl 他 著,金田 徹 他 訳:エンジニアリングデザイン 工学設計の体系的アプローチ(第3版),森北出版株式会社,2015
  • 澤口学:TRIZ手法を活用した新製品の企画・開発段階のVE,第34回VE全国大会VE研究論文集,日本バリュー・エンジニアリング協会,2001
  • 澤口学:VEとTRIZ―革新的なテクノロジーマネジメント手法入門,同友館,2002

【第9章】

  1. 産業能率大学CPM TRIZ研究会:TRIZの理論とその展開―システマティック・イノベーション,産業能率大学出版部,2003
  • 大塚篤司:医師による医師のためのChatGPT入門,医学書院,2024
  • 産能大学VE研究グループ:新・VEの基本―価値分析の考え方と実践プロセス,産業能率大学出版部,1998
  • 内田治,吉富公彦:QCストーリーとQC七つ道具 失敗しない改善の手順と手法,日本能率協会マネジメントセンター,2017
  • 日本インダストリアルエンジニアリング協会:新人IErと学ぶ実践IEの強化書,日刊工業新聞社,2021

【口コミ】

  • ※口コミはありません。
ページトップへ戻る