
7月9日、T社の一部車両で、エアバッグ(エアバッグコントロールユニット)に不具合が判明したことから、国土交通省にリコールを届け出た。
電動シート操作時に発生するノイズにより、使用過程で当該ユニット内のICチップが損傷し、最悪の場合、走行中にエアバッグが展開する恐れがある。T社は2月にも熱起因により昇圧回路の素子が損傷、損傷時に電気ノイズが発生した場合、ハイブリッドシステムが停止し、走行不能となる恐れがあることからリコールを届け出ている。WV、PHV、自動運転と自動車における電気制御の比重が高まる中、安全性・信頼性リスクにおけるEMCの重要性もまた高まっている。