
エレクトロニクスコントロールユニット。これこそ動くシステムの心臓部であろう。
心臓が止まれば電動化も自動化も全てのシステムが死んでしまう。自動システムが誤動作するとソフトの設計が悪かった、不十分であったからと新たにソフトを設計しなおすことでクリアしている。
生命財産に関わる事故、故障は避けられるのであろうか。自動化されたシステムの安全装置がECUであったなら、どうなるか、安全装置が正常に稼動せず安全ではなくなる。
ユニットに想定以外の電波が進入したら、ノイズの再現性は難しく安全を実現する対策はできるのであろうか。ソフトの書き換えだけで。高度な信頼できる安全を求めるなら、メカ的設計思想で電子制御の設計が必要ではないだろうか。
ユニットの完全なシールド設計化だけでも放射ノイズへの対策となるだろうし、通信線やコネクタ等への対策がソフトの書き換えだけではなく対策をすべきたろう。