フォーラム・展示会
100年に一度の技術革新の
もうひとつ上を求めるエンジニアの方々へ設計技術フォーラム

2025 Solution Forum

第31回 EMC環境フォーラム
第26回 スマート設計技術フォーラム
開催日
2025年10月21日(火)
会場
池袋サンシャインシティワールドインポートマートビル

◆スマート設計ではEMC/電磁環境両立を実現◆
H3ロケット1号機の不具合はノイズ/EMCでは?・・・と。
500億のIoTシステム端末機の設計で求められている。

会場&WEB(後日配信)でのハイブリッド開催

開催概要

会期 2025年10月21日(火)
受講形式 会場受講:当日現地 池袋サンシャインシティワールドインポートマートビル
WEB受講:配信期間(予定)
      2025年10月27日(月)10時~2025年10月29日(水)18時まで
分野 EMC/パワー半導体/WPT/モータ/ポイントクラウド/CMOS/カルマンフィルタ/高速デジタル回路設計
セッション
  • 第31回 EMC環境フォーラム 総合セッション
  • 第31回 EMC環境フォーラム 技術セッション
  • 第26回 スマート設計技術フォーラム 技術セッション
お申込み 受付中
◎ 第31回 EMC環境フォーラム 総合セッション会場のみ
開催日時 2025年10月21日(火) 16:30~18:30
会場 池袋サンシャインシティワールドインポートマートビル5階
東京都豊島区東池袋3丁目1-3(アクセスマップ
定員 120名
総合司会
次世代EMC研究会 会長、
公益財団法人鉄道総合技術研究所 前会長、
東京大学 名誉教授 正田 英介氏
テーマ EMC関連学会の現状と近未来
講演
  • 第一講演:IEICE EMCJの現状と戦略 - 企業連携とアジア地域展開について
  • 第二講演:電気学会電磁環境技術委員会の現状と近未来
  • 第三講演:IEEE EMC Societyの紹介
  • 第四講演:EMC Europe - 欧州におけるEMC研究の中核シンポジウムの歴史と現状
受講料 テキスト代 3,000円(税別)/名
(技術セッション受講者、招待者、月刊EMC購読者は無料)
備考 「会場」のみの開催となります(WEB配信はございません)
◎ 第31回 EMC環境フォーラム/第26回 スマート設計技術フォーラム 技術セッション
開催日時 2025年10月21日(火)9:00~16:00
(セッションにより多少変動あり)
会場受講 会場:
 池袋サンシャインシティワールドインポートマートビル5階
 東京都豊島区東池袋3丁目1-3(アクセスマップ
定員:
 各セッション50名
WEB受講 WEB受講は後日配信となります
配信期間(予定):
 2025年10月27日(月)10時~
 2025年10月29日(水)18時まで
運営委員長 東京都市大学 名誉教授 徳田 正満 氏
副委員長 東京大学 教授 大崎 博之 氏
セッション一覧

◎第31回 EMC環境フォーラム

会場のみマークのセッションはWEB受講はございません。
セッション1
ESD設計技術の実践活用:理論・解析・シミュレーションに基づくアプローチ
[チェアパーソン] 株式会社システムデザイン研究所 櫻井 秋久
セッション2会場のみ
電波と生体安全性
~電波防護の適合性確認法に関する標準化と生体影響評価の最新動向~
[チェアパーソン] 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)大西 輝夫
セッション4会場のみ
電波吸収体・遮へい材・透過材設計の基礎とその最新技術
[チェアパーソン] 兵庫県立大学 准教授 山本 真一郎
セッション5
航空機システム電動化とEMC
[チェアパーソン] 秋田大学/秋田県立大学 電動化システム共同研究センター センター長 榊 純一

◎第26回 スマート設計技術フォーラム

会場のみマークのセッションはWEB受講はございません。
セッション11
実用化が始まったSiCパワー半導体の信頼性向上に向けた技術開発
[チェアパーソン] 筑波大学 教授 岩室 憲幸
セッション12
電化道路(走行中ワイヤレス給電)とSDGs
[チェアパーソン] 元 京都大学 生存圏研究所 横井 行雄
セッション13
モータ騒音とインバータノイズの基礎から実践まで
~xEVや産業機械でのノイズ削減と設計効率向上への秘訣~
[チェアパーソン] Nodaモータテック事務所 代表 野田 伸一
セッション14
ポイントクラウドデータの活用法
[チェアパーソン] 芝浦工業大学 SIT総合研究所 特任研究員 伊東 敏夫
セッション15会場のみ
実践的CMOSアナログ/RF回路の設計法
[チェアパーソン] 神戸大学 教授 三木 拓司
セッション16
カルマンフィルタの基礎と実装
―自動運転・自律移動システム実装,鉄道の状態監視への応用―
[チェアパーソン] 日本大学 特任教授 綱島 均
セッション17
モータドライブ制御の基礎から最新技術・応用技術まで
[チェアパーソン] 茨城大学 教授 岩路 善尚
セッション18
電磁界解析とネットアナ評価を併用した高速ディジタル回路設計
[チェアパーソン] 元 芝浦工業大学 教授 前多 正
受講料 【会場受講】
  • 優待受講料 46,000円(税別)/名
  • 一般受講料 52,000円(税別)/名
【WEB受講】
  • 優待受講料 28,000円(税別)/名
  • 一般受講料 33,000円(税別)/名
  • セッションは変更になる場合がございます。
  • 優待受講料は、2025年8月31日までにお申し込みの方(会場受講限定)、講師のご紹介者、月刊EMC購読者、前回フォーラムを受講された方が対象となります。

セッション詳細・お申込み

参加ご希望セッションのチェックボックスにチェックを入れて「お申込みフォーム」ボタンを押してください。

第31回 EMC環境フォーラム 総合セッション(定員120名)

総合セッション会場のみ
時間(会場):16:30~18:30

EMC関連学会の現状と近未来

総合司会 正田 英介 氏
(次世代EMC研究会 会長、公益財団法人鉄道総合技術研究所 前会長、東京大学 名誉教授)

社会の情報システムへの依存度の高まりと気候変動の影響の拡大によって、情報装置の高密度化や電力供給システムの形態の変化が進む一方で、パワーエレクトロニクスを含めた電子デバイスの微細化、高周波化、集積の高度化によってEMCをめぐる社会環境も大きく変化しようとしています。その一方でISO/IEC 27000 シリーズによるISMS(Information Management Systems)の認証の普及によってone stop testing の視点からもEMC認証も影響を受けてきています。また、なかなか進んでこなかった機能安全性に対するEMCの課題もIEEE/SAで検討が始まっています。

過去の社会インフラの形態の下で体系化されてきたEMC技術も、このような社会環境の変化や技術進歩の影響によって変わるべき時期に近付いているのではないかと考えています。
過去の事例のように、EMCは問題の把握が遅れれば我々の生活や社会活動に影響を及ぼします。この意味でEMCをめぐる環境の変化や方向性を把握して即応的な対策を考慮しておくことが大切であると思われます。

今回の総合セッションでは、このような考えのもとに、四つの専門学会のEMCに関連する組織を代表する方々から、学術及び産業技術の視点において各学会がどのような活動を行っているかをご紹介頂き、合わせてそれぞれの立場からのEMC問題の将来展望についてどのように考えておられるかを議論して頂きます。このような学術分野における対応を背景に今後のEMCがどのように進展し、社会実装されて行くのかについて会場の皆様方を含めて意見を交わすことができればと考えております。

【第一講演】
IEICE EMCJの現状と戦略 - 企業連携とアジア地域展開について
講師:田島 公博 氏
【電子情報通信学会環境電磁工学研究会(IEICE EMCJ)前委員長】
NTTアドバンステクノロジ株式会社
概要:電子情報通信学会環境電磁工学研究会(IEICE EMCJ)は、1977年12月20日に発足し今年で48年目を迎えた。コロナ渦以降、学会活動の復活に向けた取り組みと産業界との連携の現状、今後のアジア地域展開に向けた計画についてご紹介する。講演者は、第47代、第48代のEMCJ委員長を務めた。
【第二講演】
電気学会電磁環境技術委員会の現状と近未来
講師:牛尾 知雄 氏
【電気学会電磁環境技術委員会 前委員長】
大阪大学 教授
概要:電気学会電磁環境技術委員会では、雷放電等の自然現象から放射される電磁波を主に扱う自然雑音系と、電気電子機器から放射される電磁波を主に扱い人工雑音系を中心としてその活動が展開されている。電磁環境研究を扱う組織として電子情報通信学会環境電磁工学研究専門委員会があるが、電気学会では、電力や重電機器を念頭に電磁環境技術委員会が発足した経緯を有している。本講演では、その活動の現状と今後の展望を議論する。
【第三講演】
IEEE EMC Societyの紹介
講師:福本 幸弘 氏
【IEEE EMC Society 前Board of Governors at Large】
九州工業大学 特任教授
概要:講演では、世界のEMC分野をリードするIEEE EMC Societyの活動を紹介します。2019〜2024年に拡大理事会メンバー(Board of Governor)を務めた講演者が、理事会での議論内容や会員向けサービスについて解説します。特に、毎年8月に米国で開催されるフラグシップシンポジウムには、日本からも多くの研究者や技術者が参加していますが、その内容や舞台裏についても紹介いたします。
【第四講演】
EMC Europe - 欧州におけるEMC研究の中核シンポジウムの歴史と現状
講師: 林 優一 氏
【EMC Europe, Board of Reviewers】
奈良先端科学技術大学院大学 教授
概要:EMC Europeは、欧州各地で独立開催されていた複数の歴史的EMCシンポジウムを2010年に統合して誕生した、欧州最大の電磁両立性国際会議である。現在はIEEE EMC Societyの技術協賛のもと、毎年9月に欧州各都市で開催され、EMCの基礎理論から最新の応用技術まで幅広い分野を網羅している。毎年200件を超える論文が採択され、学術界・産業界・標準化関連機関などから約500名が参加する本会議は、欧州EMC研究の中核的役割を担っている。本講演では、EMC Europeの歴史、そして2025年パリ開催を含む今後の動向について紹介する。

総合セッション - お申込み

  • 招待者、月刊EMC購読者の方は「招待者」をチェックしてください。
    購読者番号もしくは招待者名の明記が必須条件です。
  • お申し込みは技術セッション受講者が優先され、一般申込者は抽選となります。
  • 「総合セッション」はWEB配信はございません

第31回 EMC環境フォーラム 技術セッション(定員各50名)

技術セッション1
時間(会場):10:00~16:00

ESD設計技術の実践活用:理論・解析・シミュレーションに基づくアプローチ

チェアパーソン:株式会社システムデザイン研究所櫻井 秋久 氏

概要:ESD(静電気放電)に起因するコモンモード電流や電磁ノイズの発生・伝播・放射について、電磁気学に基づく理論解析とシミュレーションにより考察します。さらに、PCB構造とESDの相互作用をコモンモードインダクタンスを用いて定量的に評価し、より効果的なEMC設計のアプローチを共有します。

【第一講演】10:00~10:30
ESD対策のためのコモンモードインダクタンスとESD
講師:櫻井 秋久 氏(株式会社システムデザイン研究所)
概要:PCB端部に沿った配線はコモンモード電流を発生しやすく、大きな電界放射をもたらす。逆に外部からESD印加によるコモンモード電流がこの配線に流れると大きな電圧が閉路に誘起される。この関係はPCB基板の構造から求まるコモンモードインダクタンスの考え方を用いて定量的に説明される。コモンモードインダクタンスを小さくすることが電界放射を下げ、ESD電流による誘起電圧を低減することを説明する。
目次:
コモンモードインダクタンス(Lcm)
Lcmと電界放射
LcmとESD
受講者レベル:ESD試験、PCB、インダクタンスなどが何か分かっている人
【第二講演】10:30~12:00
ESDによる電磁妨害波の発生とその特異性
講師:川又 憲 氏(東北学院大学 教授)
概要:充電物体との接触や衝突によって発生するESD(静電気放電)は,電子機器の誤動作や電子デバイスの破壊などの電磁障害を引き起こすことがあるため,EMC(電磁的両立性)の観点から問題となっている。本講演では,ESDのEMC技術の研究や現場での対策を進めるための一助とするため,まず,ESDによって発生する電磁障害の概要について説明し,次に,ESDの発生とそれによるESD過渡電磁界の特性について述べる。続いて,ESD電磁妨害波の特異性を踏まえたイミュニティ確保のための技術的な考察を行う。
目次:
  1. ESDの発生とその過渡変動特性
  2. ESDによる電磁障害の概要
  3. ESDによる過渡電磁波特性
  4. ESD過渡電磁波の特異性とその対策
  5. まとめ
受講者レベル:電気・電子・情報通信工学に関係する一般的な技術者レベル
【第三講演】13:00~14:30
ESD現象解析のための電磁気
講師:田邉 信二 氏(元 三菱電機株式会社)
概要:静電気放電(Electrostatic Discharge: ESD)は静電荷が分離することにより発生する。
本講演ではESD波形、スペクトル、その伝播、一般に言われている対策について、電磁気学に基づき現象の理論的背景を明らかにし、定量的な解析、さらに対策への道筋について述べる。特に過渡応答解析、フーリエ解析、インピーダンス解析について詳しく述べる。
目次:
  1. キャパシタンスとインダクタンス(自己インダクタンス、相互インダクタンス)
  2. 線路インピーダンスと空間インピーダンス
  3. 人体を模擬したLCR直列回路の過渡応答と微分方程式
  4. ESD解析のためのフーリエ変換(波形とスペクトル)
  5. ESDに対するイミュニティ(基板、筐体の設計)
    アンテナファクター(線アンテナ、スロットアンテナ、パッチアンテナ)
    導波路、遮断周波数
    吸収体(フェライト)
受講者レベル:一般的なEMC解析・対策に、ある程度経験を有するレベル。
【第四講演】14:45~16:00
EMシミュレーションを活用したESD設計技術手法
講師:池田 浩昭 氏(日本航空電子工業株式会社)
概要:簡単なマイクロストリップ基板を用いてESD耐性を電磁界シミュレータし、分析した結果を詳しく解説します。ESD耐性を上げるためにグラウンドの分離を行うと、逆にESD耐性が落ちる原因やメカニズムについても、詳しく解説します。
目次:
  1. 電磁界シミュレータの概要
  2. ESDガンのモデリング
  3. 配線レイアウトとESD耐性の関係
  4. まとめ
受講者レベル:これから、電磁界シミュレータを使ってプリント基板や電子機器のESD耐性を分析したい方
ESD耐性の高い基板を設計したい方
ESDのメカニズムを知りたい方

技術セッション1 - お申込み

  • 同一セッションの「会場」と「WEB」は同時にお申込みすることはできません
  • 「WEB」受講は複数のセッションを同時にお申込み可能です
  • 「総合セッション」「技術セッション2・4・15」はWEB配信はございません
技術セッション2会場のみ
時間(会場):9:30~16:00

電波と生体安全性
~電波防護の適合性確認法に関する標準化と生体影響評価の最新動向~

チェアパーソン:国立研究開発法人情報通信研究機構 (NICT)大西 輝夫 氏

概要:本セッションでは、電波防護に関する適合性評価法について低周波・中間周波・高周波における標準化の最新動向、及び電波防護に関する国内外の動向について各分野の第一線で活躍する講師より概説します。
第一講演では、IEC/TC106における標準化活動を中心に,低周波・中間周波における標準化の概要と現状,および今後の見通し等について解説します。第二講演では、携帯電話システムなどが主な対象となる、高周波領域における人体の電磁界ばく露量評価法の標準化に関する全体像及び最新動向等について概説します。第三講演では、我が国の電波防護指針について概説するとともに、WHO(世界保健機関)によるEHC(環境保健クライテリア)策定状況やICNIRP(国際非電離放射線防護委員会)の活動状況について紹介します。

【第一講演】9:30~11:30
低周波・中間周波における標準化
講師:山崎 健一 氏(一般財団法人 電力中央研究所)
概要:低周波・中間周波電磁界への人体防護の基準として,ICNIRP(国際非電離放射線防護委員会)による2010年発行の低周波ガイドラインが広く参照され,また2019年にはIEEE(米国電気電子学会)による電磁界の安全基準(IEEE規格C95.1)が改訂された。
これらの低周波・中間周波電磁界の防護指針への適合性評価のための標準的な手法が,IEC(国際電機標準会議)を中心に整備されてきた。本講演では,IEC/TC106における標準化活動を中心に,低周波・中間周波における標準化の概要と現状,および今後の見通し等について解説する。
目次:
  • はじめに
  • 低周波・中間周波電磁界の人体防護ガイドライン
  • 電磁界の人体ばく露に関連する電磁界の評価方法の標準化について
  • 最近の動向(1): 電磁界の人体ばく露に関わる低周波・中間周波の電磁界の測定方法に関する国際規格IEC61786-1の改訂
  • 最近の動向(2): 接触電流の評価方法に関するIECテクニカルレポートIEC TR 63167の改訂
  • 今後の見通し
講演者から受講者への一言:低周波・中間周波電磁界の人体防護に関わる経緯,基本事項,標準の評価方法,評価方法の適用の実際,標準化の動向などについて,概要を解説します。
【第二講演】12:30~14:30
高周波領域における人体の電磁界ばく露評価法標準化の最新動向
講師:東山 潤司 氏(株式会社NTTドコモ)
概要:電波利用においては、一般に、人体防護を目的としたガイドラインに基づく各国規制に適合する必要がある。この適合性評価確認のための標準的手法は、IEC(国際電気会議)/TC106を中心に整備されてきた。本講演では、IEC/TC106における標準化活動を中心に、携帯電話システムなどが主な対象となる、高周波領域における人体の電磁界ばく露量評価法の標準化に関する全体像及び最新動向等について概説する。
目次:
  • はじめに
  • 今後想定される電波ばく露状況
  • 高周波領域の電磁界ばく露評価法の標準化全体像
  • 高周波領域の電磁界ばく露評価法の標準化最新動向
  • まとめ
講演者から受講者への一言:5G Evolutionや6Gなど、今後、高周波領域において益々の電波利用が想定されます。全ての方がこれらを安心してご利用頂くために、人体の電磁界ばく露評価技術は重要です。これらの技術に関する標準化の全体像及び最新動向などについて、わかりやすく概説します。
【第三講演】14:45~16:00
電波防護指針と国際動向
講師:大西 輝夫 氏(国立研究開発法人情報通信研究機構 (NICT)))
概要:国内の電波防護指針は令和6年4月に新しく改訂されました。吸収電力密度が指標として導入されただけでなく、電波防護指針の構成も改訂されました。また、WHO(世界保健機関)による研究レビューや国内における生体研究ロードマップの見直しがされています。本講演では、我が国の電波防護指針について概説します。次に、WHOによるEHC(環境保健クライテリア)策定状況やICNIRP(国際非電離放射線防護委員会)の活動状況について紹介します。
目次:
  • はじめに
  • 電波防護指針について
  • 生体影響に関する国際動向
講演者から受講者への一言:電波防護指針の紹介と電波の生体影響に関する国際動向についてわかり易くお話しします。

技術セッション2 - お申込み

  • 同一セッションの「会場」と「WEB」は同時にお申込みすることはできません
  • 「WEB」受講は複数のセッションを同時にお申込み可能です
  • 「総合セッション」「技術セッション2・4・15」はWEB配信はございません
技術セッション3
時間(会場):9:30~16:00

ESD国際規格改正の対応と対策・測定技術
~ESD試験と対策測定技術及びシミュレーションによる解析手法~

チェアパーソン:株式会社ノイズ研究所石田 武志 氏

概要:ESD試験の国際規格IEC 61000-4-2 第3版(Ed.3)が改正発行された。今後の試験運用に対する準備と注意点及びその背景を解説する。またデバイスに影響するESD波形の発生メカニズムを理解して試験を実施し、その対策のための測定技術の最新動向とシミュレーション手法を用いた解析の取り組みを紹介する。

【第一講演】9:30~11:00
改正発行されたESD試験の国際規格IEC 61000-4-2のEd.3に対応させるための準備及び試験方法
講師:石田 武志 氏(株式会社ノイズ研究所)
概要:2025年3月にIEC 61000-4-2 Ed.3が改正発行された。2008年発行のEd.2から実に17年ぶりの改正となる。改正の審議団体であるIEC SC77B MT12は、10年近くの議論を展開し今回の内容に落ち着いたが、ESD現象の本質的な課題の積み残しも多くある。改正審議の背景を解説しつつ、Ed.3に適用するための準備内容を整理し、また実際の試験における変更内容を洗いだし説明する。
目次:
  1. ESD現象の基礎
  2. Ed.2における課題
  3. 改正審議の争点
  4. Ed.3対応に向けての準備
  5. 試験手順に対するポイント
受講者レベル:EMC試験の技術者、電子機器の設計技術者
【第二講演】11:00~12:10
車載LANのEMC/ESDにまつわる評価/シミュレーション技術開発
講師:勝村 俊介 氏(パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社)
共同研究者:徳永 英晃 氏(パナソニック インダストリー株式会社)
共同研究者:櫻庭 養一 氏(株式会社モーデック)
概要:EMC評価技術として光電界センサーの適用検討、シミュレーション技術開発としてSEEDへのシミュレーション適用検討を行った事例を紹介する。シミュレーションに関しては現存の部品モデルのほとんどは過渡特性やESDのような高い電圧/電流領域に関する情報を持っていないため、正確なシミュレーションを行うことができないという課題がある。これを解決するモデル開発の取り組みについて紹介する。また、開発途上ではあるがESDガンの放電波形をシミュレートできるモデル開発の取り組みについても紹介する。
目次:
  1. 車載LANについて
  2. 光電界センサーのEMC評価への適用検討
  3. ESDガン試験が抱える課題への挑戦
  4. 回路部品のモデル化
  5. ESDガンのモデル化 初期検討編
  6. ESDガンのモデル化 作成編
  7. ESDガンのモデル化 評価編
受講者レベル:有線通信I/F関連の回路設計者、シミュレーション技術者
【第三講演】13:10~14:30
ESD試験器の校正波形に見られるリンギングの実態と再現性を確保するためのアプローチ
講師:戸澤 幸大 氏(株式会社ノイズ研究所)
概要:ESD試験器の校正波形に見られるリンギングは、試験結果のばらつきや再現性低下の要因として注目されている。本講演では、波形リンギングについて、周波数スペクトルや機種ごとの差異など実測データをもとに報告する。さらに、校正環境やケーブルレイアウトなどの構成要素が波形に与える影響を調査し、実際の試験環境に近いレイアウトや、「人が手に持った」状態での波形変化も紹介する。また、IEC 61000-4-2 Ed.3で新たに認められたフェライトコアによるリンギング抑制効果についても具体例を交えて解説し、ESD試験器の校正と試験の再現性を確保するための注意点を整理する。
目次:
  1. ESD試験器の波形校正要件と理想波形の位置づけ
  2. ESD試験器における実波形の特徴とリンギングの実態
  3. 校正・レイアウト条件による波形変動(=ばらつき)
  4. フェライトコアの適用とその効果の検証
  5. 再現性確保に向けた実務的なアプローチ
受講者レベル:ESD試験の実務者、ESD試験器校正の実務者、EMC対策設計者
【第四講演】14:50~16:00
光電圧プローブによるESD試験中の電圧計測
講師:大沢 隆二 氏(株式会社精工技研)
概要:半導体素子から自動車車両等に至るまでいわゆるESD試験が各規格により実施されているが誤動作・破壊が発生している状態の計測は行われて来ていない。この理由はノイズ計測用機器が同軸ケーブルなど金属を使用しているため、接触により被測定回路の信号を変えてしまうこと、更にプローブにESDによる強大な電磁波が侵入し、被測定回路およびノイズ計測用機器に悪影響を及ぼすためである。 本報告ではこれらの問題点を解決する方法として電圧接触部以外は非金属性で形成された非侵襲性の光電圧プローブおよび使用に関する注意点並びに実施例を紹介する。
目次:
  1. 光電圧プローブの概要
  2. 光電圧プローブ測定の注意事項
  3. 光電圧プローブを使った試験の実施例紹介
受講者レベル:EMC対策、回路設計、製品開発に関わる技術者および研究者

技術セッション3 - お申込み

  • 同一セッションの「会場」と「WEB」は同時にお申込みすることはできません
  • 「WEB」受講は複数のセッションを同時にお申込み可能です
  • 「総合セッション」「技術セッション2・4・15」はWEB配信はございません
技術セッション4会場のみ
時間(会場):9:30~15:50

電波吸収体・遮へい材・透過材設計の基礎とその最新技術

チェアパーソン:兵庫県立大学 准教授山本 真一郎 氏

概要:電磁波吸収・遮へい技術の基礎から電波吸収体、遮へい材、透過材のマイクロ波からミリ波帯における設計法や反射・透過特性評価法についてわかりやすく解説します。
さらに、それらの最新技術・開発事例について、基本的な考え方から実際の測定例を含めてご紹介します。

【第一講演】9:30~10:50
電磁波吸収・遮へい技術の基礎
講師:三枝 健二 氏 (日本大学 教授)
概要:電磁波の吸収・遮へいを効果的に行うには、電波吸収体や電磁遮へい材の電磁界中での取扱い、および電波吸収や電磁遮へいの機構を理解しておく必要があります。本講演ではそれらについて電磁波の基礎から説明を行います。
目次:
  1. 電磁波の基礎
  2. 平面波の伝搬と伝送線路理論
  3. 電磁波の吸収の基礎
  4. 電磁波の遮へいの基礎
受講者レベル:初級〜中級エンジニア
【第二講演】11:00~12:20
マイクロ波・ミリ波帯用電波吸収体・遮へい材・透過材の設計と反射・透過特性評価法
講師:山本 真一郎 氏(兵庫県立大学 准教授)
概要:人工材料の一つである金属パターン周期配列シートを用いるマイクロ波・ミリ波帯用電波吸収体・遮へい材設計法、金属格子構造と誘電体を用いる透過材設計法について詳しく解説します。さらに、裏打ち金属板(メタルバック)を用いない最新の電波吸収体設計事例についても紹介します。また、マイクロ波帯からミリ波帯における反射・透過特性評価法についても詳しく紹介します。
目次:
  1. 人工材料について
  2. 人工材料を用いる電波吸収体設計例
  3. 人工材料を用いる遮へい材設計例
  4. 人工材料を用いる透過材設計例
  5. 裏打ち金属板(メタルバック)を用いない最新電波吸収体設計例
  6. マイクロ波帯からミリ波帯における反射・透過特性評価法
受講者レベル:電波工学、電気電子工学が専門ではない技術者
【第三講演】13:10~14:30
ノイズ抑制シートの基本とその評価手法
講師:伊藤 盛通 氏(大阪産業技術研究所 和泉センター)
概要:電磁ノイズ源付近を抑えるための素子のひとつであるノイズ抑制シートについて、その仕組みや使い方についてご紹介します。まず、国際規格IEC62333に基づいた評価方法について、実際の測定ジグと簡単なデモ測定を交えながら解説します。そして、近年ニーズが高まりつつあるミリ波向け製品の最新動向についても触れます。電磁理論の知識が無くても大丈夫です。電波吸収体と似ているようでちょっと違う、ノイズ抑制シートについて楽しく学べるセミナーです。
目次:
  1. (前知識として)知っておきたい伝送線路の基本
  2. ノイズ抑制シートを使う場面
  3. 評価規格IEC62333のデモ付き解説
  4. ノイズ抑制のメカニズム
  5. ミリ波時代に向けた研究開発
受講者レベル:電波工学、電気電子工学が専門ではない技術者
【第四講演】14:40~15:50
誘電体と導電体による2層型ミリ波電波吸収体の具体的開発例
講師:五十嵐 洋 氏 (キーパー株式会社)
概要:当社は誘電体と導電体を使った2層構造のミリ波帯向け電波吸収体を製品として実現化しました。ここでは実現したミリ波電波吸収体について製品の概要等を紹介し、具体的に誘電体層と導電体層それぞれの生成工程ならびに各層それぞれの要求特性評価について、さらに2層に積層構築した後の電波吸収体完成品としての各種評価等の実例について製造メーカとしての立場からご紹介をいたします。
目次:
  1. 実現化した電波吸収体の製品概要
  2. 導電体層の生成・評価
  3. 誘電体層の生成・評価
  4. 電波吸収体評価の実例
受講者レベル:電波工学、電気電子工学が専門ではない技術者

技術セッション4 - お申込み

  • 同一セッションの「会場」と「WEB」は同時にお申込みすることはできません
  • 「WEB」受講は複数のセッションを同時にお申込み可能です
  • 「総合セッション」「技術セッション2・4・15」はWEB配信はございません
技術セッション5
時間(会場):10:00~15:00

航空機システム電動化とEMC

チェアパーソン:秋田大学/秋田県立大学 電動化システム共同研究センター センター長榊 純一 氏

概要:本セッションでは、航空機システム電動化を目指す秋田大学/秋田県立大学 電動化システム共同研究センターにおける電動化関連研究について紹介します。また、同センターの試験施設である新世代モーター特性評価ラボにおけるEMC試験環境の提供とその活用可能性について議論します。

【第一講演】10:00~11:00
コモンモードノイズ抑制技術における磁性材料の活用事例と要求特性 -三相モータドライブシステムを例に-
講師:髙橋 翔太郎 氏 (秋田大学 講師)
概要:パワーエレクトロニクス機器において、ノイズ抑制用磁気部品が占める容積が非常に大きくなっています。本セッションでは、三相PWMインバータによって駆動されるモータドライブシステムを例に、磁性材料を活用したさまざまなコモンモードノイズ抑制技術を俯瞰します。さらに、ノイズ抑制用磁気部品の一層の小型化に向けて、用途ごとに磁性材料に求められる特性を整理します。
目次:
  1. パワーエレクトロニクス機器における電磁ノイズ
  2. コモンモードノイズ抑制用磁性材料の諸特性
  3. モータドライブシステムのコモンモードノイズ抑制技術における磁性材料の活用事例と要求特性
  4. 秋田大学での研究事例の紹介
  5. まとめ
受講者レベル:パワーエレクトロニクス機器におけるノイズ対策に関心のある初・中級者
【第二講演】11:00~12:00
航空機システム電動化のための大規模試験施設(新世代モーター特性評価ラボ)と今後のEMC試験対応
講師:田島 克文 氏 (秋田大学 教授)
概要:秋田大学/秋田県立大学 電動化システム共同研究センターでは航空機システム電動化のための試験施設として、「新世代モーター特性評価ラボ」を設置した。本ラボは廃校となった小学校を改修した航空機実寸大試験施設であり、現在、将来のEMC試験対応を可能にすることを検討中である。本講演では「新世代モーター特性評価ラボ」の概要の紹介とEMC試験対応への取り組みの一端を紹介する。
目次:
  1. はじめに
  2. 航空機システムの電動化
  3. 試験施設「新世代モーター特性評価ラボ」の紹介
  4. EMC試験対応の必要性と取り組み
  5. まとめ
受講者レベル:モビリティ電動化に興味をお持ちの方でノイズ対策に関心のある初心者
【第三講演】13:00~14:00
航空機システムの電動化に向けたパワーエレクトロニクスの活用事例~永久磁石型同期発電機の短絡検知と回路遮断手法~
講師:川畑 良尚 氏 (立命館大学 教授)
概要:航空機システムの電動化において、高出力な永久磁石型同期発電機の開発が求められている。このタイプの発電機は構造上、回転中に常に電圧が発生するため、異常時に電気を安全に遮断する技術が不可欠である。また、航空機は地上の輸送機とは異なり、高度や気圧などの特殊な環境条件を考慮する必要があり、使用される機器には独自の構成や厳格な安全基準が求められている。本セッションでは、永久磁石型同期発電機における短絡検知と回路遮断の手法を取り上げ、模擬試験によってその有効性を紹介する。さらに、試験結果をもとに、航空機システムにおけるノイズ対策の重要性について述べる。
目次:
  1. はじめに
  2. 研究背景
  3. 発電機の短絡と異常検知手法の提案
  4. ミニモデルによる実機構成
  5. 実験結果
  6. ノイズ対策の重要性
  7. まとめ
受講者レベル:パワーエレクトロニクス機器におけるノイズ対策に関心のある初・中級者
【第四講演】14:00~15:00
航空機用アクチュエータの電動化における課題解決に向けた研究動向および航空機のEMC規格
講師:山本 安彦 氏 (秋田県産業技術センター 主任研究員)
概要:気候変動対策としての二酸化炭素排出量の削減を実現するためには航空機のエミッションフリーを実現する必要がある。これを達成するための技術課題の一つである航空機用アクチュエータの電動化についての課題と、その対応策、および高信頼性を得るための最新研究動向について紹介する。また、航空機に電動アクチュエータを搭載する際に対応すべき規格類について、EMCに関連する規格を中心に紹介する。
目次:
  1. 背景
  2. 航空機用アクチュエータの課題と電動化の必要性
  3. 課題解決のための研究動向
  4. 電動アクチュエータ搭載時に対応すべき規格類
  5. まとめ
受講者レベル:初心者の方(EMCに関する専門知識は特に不要です)、航空機電動化に興味のある方

技術セッション5 - お申込み

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第26回 スマート設計技術フォーラム 技術セッション(定員各50名)

技術セッション11
時間(会場):10:00~15:30

実用化が始まったSiCパワー半導体の信頼性向上に向けた技術開発

チェアパーソン:筑波大学 教授岩室 憲幸 氏

概要:SiCパワー半導体デバイスは高電圧・大電流、そして高温環境下での動作が可能であるため、負荷短絡耐量の確保ならびに長期間使用時の特性安定性をSiパワー半導体デバイス以上に考慮する必要がある。特にxEVに代表される車載用途や高度情報化社会を支える産業用途では厳しい信頼性基準が求められる。本フォーラムでは、SiCパワー半導体デバイスの信頼性技術開発最前線の状況を、大学、国研、ならびに企業の研究者が報告、最先端の技術についてわかりやすく解説する。

【第一講演】10:00~12:00
SiCデバイス信頼性向上に向けた技術開発の現状
講師:岩室 憲幸 氏(筑波大学 教授)
概要:SiCパワー半導体デバイスは自動車電動化やデータセンター用電源など、より高いレベルの信頼性が要求される用途での適用が期待されている。SiCはその材料物性上、高電界・高耐熱特性がシリコンよりも優れているが、それを使った半導体デバイスとなるとSiC特有のメカニズムによる素子劣化特性が見いだされ、それを防ぐための独自の設計手法が開発されてきた。本講演では信頼性向上に向けたSiCパワー半導体デバイスの最新技術について、詳しくかつわかりやすく解説する。
目次:
  1. SiCパワー半導体デバイスの現状と課題
  2. 負荷短絡耐量、ならびに Unclamped Inductive Switching(UIS)耐量とは何
  3. SiC MOSFET特有の課題;内蔵ダイオードの順方向電圧劣化
  4. 信頼性向上に向けた最新技術開発
  5. まとめ
受講者レベル:初心者向け、SiCパワー半導体デバイス技術に 興味 のある方
【第二講演】13:15~14:15
SiCデバイスの耐湿性向上を実現する耐圧終端構造の設計
講師:海老原 洪平 氏(三菱電機株式会社 先端技術総合研究所)
概要:近年、パワーデバイスの高温高湿環境下での信頼性に対する注目が高まっており、欧州を中心に耐湿性に関するガイドラインが策定され始めている。MOSFETやダイオードなどの半導体チップの周辺領域には、耐圧を保持するための終端構造が設けられている。終端構造の設計は耐湿性に大きな影響を及ぼす非常に重要な技術である。本講演では、SiCデバイスの耐圧終端構造と、耐湿性の向上を実現する設計について詳しく解説する。
目次:
  1. パワーデバイスの耐湿性評価について
  2. パワーデバイスの終端構造について
  3. SiCデバイスの耐湿設計について
  4. まとめ
受講者レベル:パワー半導体デバイスの信頼性に関する技術開発内容に興味のある方
【第三講演】14:30~15:30
保護回路機能を集積したモノリシックSiCパワーICの開発
講師:岡本 光央 氏(国立研究開発法人 産業技術総合研究所)
概要:高速スイッチングが可能なSiCパワーデバイスにおいて、ゲート駆動回路とパワーデバイスを同一チップ上に直近配置するパワーICはメリットが大きい。本講演では、信頼性を高めてデバイスをさらに使いやすくする先端的な技術として、我々が開発した保護回路機能を集積したモノリシックSiCパワーICについて解説する。
目次:
  1. SiCパワーデバイスの基礎
  2. 信頼性とデバイス設計
  3. SiCパワーICの開発
  4. 保護回路機能の集積
受講者レベル:SiCパワーデバイスの先端技術に興味のある方

技術セッション11 - お申込み

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技術セッション12
時間(会場):10:00~15:30

電化道路(走行中ワイヤレス給電)とSDGs

チェアパーソン:元 京都大学 生存圏研究所横井 行雄 氏

概要:2050年カーボンニュートラル達成に向けて、運輸部門においては個々のクルマ(e-mobility)の電動化にとどまらず、電気エネルギーを道路から供給し、EVの「無限走行」を可能にする電化道路(ERS)の試行と社会実装が世界規模で進んでいる。国内でもEVワイヤレス給電協議会(WEV)の参加が100社を超え、大阪・関西万博でも実証走行が行われている。本セッションでは次世代都市交通の観点でSDGsと連携する電化道路(ERS)およびEVワイヤレス給電搭載の最新動向を解説する。

【第一講演】10:00~11:30
ワイヤレス給電と電化道路(走行中給電)の歴史と動向
講師:横井 行雄 氏(元 京都大学 生存圏研究所)
概要:走行中ワイヤレス給電(DWPT)の始まりは1894年に美国のHutinの特許取得に遡る。近年ではEVの「無限走行」を可能にする電化道路(ERS)という新しい社会インフラの創出が期待されている。フランスでは高速道路への商用設置が今年から始まった。歴史と世界での最新の動向を解説し今後を考える。
目次:
  1. この100年;地球温暖化とカーボンニュートラル
  2. E-mobilityと給電;歴史と動向
  3. ワイヤレス給電と技術課題と標準化ー不要輻射と電波防護など
  4. 静止中ワイヤレス給電の社会実装ー中国の動向と量産車への搭載
  5. 走行中給電(DWPT)ERS(電化道路)への流れ
    米国、欧州、中国、韓国、日本の動向
  6. DWPTのISO/IEC国際標準化の動向
受講者レベル:電化道路・走行中ワイヤレス給電分野への新規参入を考えている方々、事業拡大を計画している方々
【第二講演】13:00~14:15
EVワイヤレス給電協議会のご紹介
講師:鶴田 義範 氏(EVワイヤレス給電協議会/株式会社ダイヘン)
概要:電気自動車向けワイヤレス給電技術の普及促進を目的として2024年6月に設立されました、EVワイヤレス給電協議会(WEV:ウィーヴ)の活動について紹介します。また補足として日本国内で進められている走行中給電技術開発の取り組みの代表的なものを紹介いたします。
目次:
  1. 立ち上げの経緯
  2. 活動目的
  3. 活動のロードマップ
  4. ワーキンググループ活動の紹介
  5. まとめ
  6. 日本における走行中給電技術開発の取り組みについて(参考)
受講者レベル:EVの充電インフラに対する課題とその解決策、ワイヤレス給電技術や走行中給電技術にご興味のある方を対象とします。またこれら技術に必要となる要素技術や材料などに興味のある方も対象としたいと思います。
【第三講演】14:15~15:30
EV普及に向けた走行中ワイヤレス給電の最適配置と経済合理性
講師:本間 裕大 氏(東京大学 生産技術研究所 准教授)
概要:電気自動車の航続距離や充電時間といった課題に対する新たなインフラとして、走行中ワイヤレス給電(DWPT)が注目されています。本講演では、高速道路と市街地という異なる移動シーンを対象に、DWPTを空間的に最適配置するための数理モデルを用いて、導入戦略と経済合理性を考察します。スマートエネルギーとの親和性や今後の展望にも触れ、持続可能なモビリティ社会の実現に向けた知見を提供します。
目次:
  1. EV普及に向けたインフラ整備の社会的背景
  2. 高速道路における最適配置
  3. 市街地における最適配置
  4. スマートエネルギーとの親和性と将来展望
受講者レベル:EVインフラや交通ネットワークに関心のある方

技術セッション12 - お申込み

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技術セッション13
時間(会場):9:00~16:00

モータ騒音とインバータノイズの基礎から実践まで
~xEVや産業機械でのノイズ削減と設計効率向上への秘訣~

チェアパーソン:Nodaモータテック事務所 代表野田 伸一 氏

概要:モータとインバータは、家電製品から産業機械、さらには電気自動車(xEV)に至るまで、幅広い分野で活用されています。この分野ではこれまで、小型化、軽量化、高速化、高効率化などの技術革新が進んできました。しかし、「騒音」と「ノイズ」といった重要課題は依然として開発・設計上の大きな障壁となっています。
本フォーラムでは、これらの課題解決に向けた最新の知識と技術を体系的に解説します。騒音やノイズの発生メカニズムを明確に理解し、それに基づく具体的で効果的な対策を専門分野の第一人者がわかりやすく解説します。
さらに、明日から実践できるノイズ削減の技術や設計効率を高めるための秘訣を、実例を交えてご紹介。最先端の解決策を通じて、現場の課題にすぐ活用できる内容をお届けします。

【第一講演】9:00~10:30
CAEによるモータ開発を加速!解析事例で学ぶ開発期間2倍速の秘訣
講師:野田 伸一 氏(Nodaモータテック事務所)
概要:モータ開発において、開発プロセスは、次々と発生する課題に対応するための即時的な問題解決に追われており、計画通りの進捗が困難な状況を経験することがあります。そこで、CAEを活用し、モータ設計の期間を驚くほど短縮する手法の事例を紹介します。電磁解析、振動解析、騒音予測をフロント・ローディング戦略で結合し、ブラシレスDCモータの開発期間を12か月から6か月間へ!実際の成功事例に基づく、その秘訣を解説します。
目次:
1.背景:次世代モータ開発の挑戦:
 1.1 フロント・ローディング戦略とその重要性
 1.2 課題:高トルク&低騒音両立のトレードオフを目指す課題
2.モータの動作原理と解析基盤:
 2.1 構造、回転理論の核心に迫る
 2.2 振動&共振特性の解明
3.電磁-振動-騒音解析の連携アプローチ:
 3.1 CAE解析の統合・計測データで示す実践的成果
 3.2 音響放射効率を駆使したxEV用モータ予測モデル
4.CAE技術が生み出すスピード革命:
 4.1 設計期間短縮:12か月から6か月に短縮の事例と成功のポイント
 4.2 CAE技術者育成の秘訣
受講者レベル:初心者から専門技術者の方。モータシステムの騒音や振動問題に取り組む全ての方。その解決に苦労されている方。CAE技術者の育成に関して実践的なスキルを早期に身につけさせたい方。
【第二講演】10:30~12:00
インバータ&モータで発生する低周波数のノイズ対策の実践
講師:石川 赴夫 氏(群馬大学 名誉教授)
概要:インバータやモータで発生する低い周波数のノイズに関して、前半では低い周波数のノイズの発生メカニズムやその影響について解説します。後半ではノイズの対策の事例について説明します。
目次:
1.ノイズの発生
 1.1 高調波成分の負荷への影響
 1.2 高調波成分の電源への影響
 1.3 浮遊インダクタンス、キャパシタンスによる電磁ノイズ
 1.4 ノーマルモードノイズとコモンモードノイズ
2.ノイズ対策
 2.1 負荷に影響する高調波成分の対策
 2.2 電源に影響する高調波成分の対策
 2.3 浮遊インダクタンス、キャパシタンスによる電磁ノイズ対策
 2.4 ノーマルモードノイズとコモンモードノイズの対策
  2.4.1 ノーマルモードにおけるフィルタ効果
  2.4.2 コモンモードにおけるフィルタ効果
  2.4.3 軸受電食の対策事例
受講者レベル:初めてモータをインバータで運転しようとする方および数年間の経験があり現在ノイズでこまっている方。
【第三講演】13:00~15:00
インバータドライブシステムでは何故、ノイズ問題が起こるのか。その根本的なノイズ対策技術とは
講師:大島 正明 氏(大島研究所)
概要:インバータドライブシステムは、ノイズと切っても切れない関係にあります。インバータドライブシステムを設計・開発・検査・利用する技術者を対象に、何故ノイズ問題が起こるのか、ノイズを根本的に発生させないようにするにはどうしたらよいのかを実践的な視点で分かり易く解説します。
目次:
1.インバータドライブシステム
 1.1 モータを自由自在に回すということ
 1.2 ノイズ面から見た回路の特徴
2.ノイズ障害
 2.1 インバータドライブが発生するノイズ
 2.2 ノイズ障害発生事例
3.ノイズ問題の根源と対処療法的対策
 3.1 ダイオード整流器が発生するノイズ
 3.2 インバータが発生するノイズ
 3.3 システム全体での発生ノイズ
 3.4 対処療法的対策
4.抜本的なノイズ対策技術
 4.1 ノイズフリーインバータ(定置型インバータの場合)
 4.2 ノイズフリーインバータ(電動車両の場合)
受講者レベル:インバータによるモータドライブ(定置型、電動車両)のノイズ問題に関心のある方、ノイズ問題の根本的な解決策をお探しの方。
【第四講演】15:00~16:00
電動化時代のモータ開発: 高出力・小型軽量と騒音低減への挑戦
講師:野田 伸一 氏(Nodaモータテック事務所)
概要:モータ開発は、これまで以上に高い特性が求められています。本講演では、設計上の背反課題である高出力・小型軽量化と低振動・騒音への取り組みについて、革新的なCAE解析手法と実践事例を中心に分かりやすく解説します。特に可変速モータ共振点の騒音低減設計法(ダイナミックバンパ原理)の成功事例もご紹介します。
目次:
  1. 背景:モータ特性と騒音のトレードオフの関係
  2. 小型軽量化への冷却方式:最新の冷却技術による小型・軽量化へのアプローチ
  3. 永久磁石モータPMSMの電磁力:効率性と性能の両立
  4. 電磁振動を最適化されたモータフレーム構造:多角形フレーム構造で電磁振動を制御
  5. 可変速モータの共振点での振動減衰法:巻線とステータ鉄心のダンパー技術
受講者レベル:初心者から専門技術者まで幅広く対象としています。現場の課題に即した実践的手法と成功事例を通じて、効率的な対策を学びたい方に最適な内容です。

技術セッション13 - お申込み

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技術セッション14
時間(会場):10:00~16:00

ポイントクラウドデータの活用法

チェアパーソン:芝浦工業大学 SIT総合研究所 特任研究員伊東 敏夫 氏

概要:3Dスキャンや点群データに興味がある、または業務で活用する可能性のあるPC基本操作ができる方を対象。午前はハード基礎、午後は処理、認識、最新事例を紹介。プログラミング未経験でもデータ活用の全体像を習得

【第一講演】10:00~12:00
ポイントクラウドデータ取得の基礎
講師:伊東 敏夫 氏(芝浦工業大学 SIT総合研究所 特任研究員)
概要:ポイントクラウドデータ取得の基礎として、3Dスキャナーの種類(LiDAR、モバイルマッピング等)や計測原理、それぞれの特徴を分かりやすく解説します。点群データの形式や精度、ノイズの影響といった基礎知識に加え、現場での最適なスキャナー選定や計測時の注意点など、具体的な運用ノウハウを習得します。デモ動画なども交え、実際にデータを取得するイメージを持てるように構成します。これから点群データの取得に携わる方、ハードウェアの知識を深めたい方におすすめです。
目次:
  1. はじめに:なぜ今、3Dスキャン・点群データなのか?
    • 注目される背景
    • 活用分野
  2. ポイントクラウドデータとは?基礎の基礎
    • 点群データの定義: 「点の集まり」としてのデータ
    • 点群データの構成要素: X, Y, Z座標に加え、色情報や強度情報など
    • 点群データの形式: 主要なファイル形式(.las, .pcd, .xyzなど)とその特徴
    • 点群データの品質を左右する要素: 密度、均一性、精度、ノイズ
  3. 3Dスキャナーの種類と計測原理
    • LiDAR
      • 計測原理
      • 特徴
      • 種類
    • カメラ
      • 計測原理:写真からの点群生成(SfM: Structure from Motion、MVS: Multi-View Stereo)の概要
      • 特徴:手軽に始められる、色情報が豊富
      • 注意点:光量や被写体のテクスチャに影響されやすい
  4. LiDARとカメラのフュージョン
    • 原理
    • メリット
    • キャリブレーション
    • 商品例
  5. 選定と計測時の注意点
    • 計測対象物の規模と形状
    • 要求される精度と密度
    • 計測環境
    • 取得コストと時間、運用
    • 計測時の具体的な注意点:
    • GNSS(GPS)の精度と安定性
    • ノイズの原因と対策
  6. まとめと質疑応答
受講者レベル:PC基本操作ができる方
【第二講演】13:00~16:00
3次元点群処理の基礎と物体認識の事例
講師:秋月 秀一 氏(中京大学 講師)
概要:ポイントクラウドデータの処理、認識、事例として、点群データの処理方法と認識アルゴリズムについて解説します。具体的には、スキャナで取得した点群のノイズの発生原因やその除去方法、認識処理に欠かせない近傍点探索や、法線等の特徴量抽出について説明します。認識アルゴリズムとしては、特徴点マッチングによる姿勢推定、点群同士の精密な位置決め手法、物体認識の最新事例等について解説します。これから点群データを用いたソフトウェア開発に携わる方や、点群処理について見識を深めたい方におすすめです。
目次:
  1. 3次元データの表現
  2. 3次元センサの比較
  3. 3次元点群に対する基本的処理
  4. 特徴点マッチングと精密位置決め
  5. 物体認識技術の最新事例
受講者レベル:大学初年度程度の数学,プログラミングの知識があると理解が深まる

技術セッション14 - お申込み

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技術セッション15会場のみ
時間(会場):9:30~16:00

実践的CMOSアナログ/RF回路の設計法

チェアパーソン:神戸大学 教授三木 拓司 氏

概要:スマートデバイスの急速な普及に伴い、多種多様なセンサー・無線信号処理回路の開発が求められている。
これらを構成するCMOSアナログ・RF回路は一般に設計難易度が高く、不具合の発生や開発工数の増大を招くことも少なくない。
本セッションでは、製品開発に向けた回路設計に豊富な経験を持つ3名の講師を招き、アナログ・RF回路の基本動作から実践的な設計ノウハウまでを幅広く解説する。
アナログフィルタ、PLL、基準回路、LNA、ミキサ、AD/DA変換器などの重要な要素回路を取り上げ、それぞれについてアーキテクチャの選定や設計・レイアウト時の注意点、さらにシミュレーションや実測時における留意点を紹介する。

【第一講演】9:30~11:30
アナログ回路設計~フィルタ・PLL・基準回路の設計法~
講師: 道正 志郎 氏(東京科学大学 特任教授)
概要:主要なアナログ回路である、フィルタおよびPLL, 基準回路の設計法について、実用的な観点からその設計法を解説する。
フィルタ回路に関しては、基本的な回路の合成方法、基準回路に関しては、BGR回路を用いた定電圧と定電流出力の方法、位相同期回路では基本的な動作原理から、位相信号の伝達関数の導出方法、位相ノイズの計算方法、シミュレーションから位相ノイズを導く方法等を具体的な設計事例を交えて解説する。
目次:
1. アナログフィルタの設計法
 1-1. アナログフィルタの種類とその伝達関数設計方法
 1-2. スイッチトキャパシタ回路への変換方法
 1-3. 回路構成例
 1-4. Q&A
2. 基準回路(BGR回路)の設計方法
 2-1 BGR回路の動作原理
 2-2 定電圧BGR回路
 2-3 定電流BGR回路
 2-4 基準回路の応用(温度センサ)
 2-5 Q&A
3. PLLの基礎 
 3-1 PLLのブロック図
 3-2 各ブロックの説明 位相比較器、チャージポンプ回路、LPF、VCO、分周器
 3-3 PLLの動作:周波数引き込み動作、位相引き込み動作
 3-4 PLLの解析手法:各種伝達関数の導出方法
 3-5 PLLのLPFの定数設計
 3-6 Q&A
4. 定数倍PLL回路の設計方法
 4-1 シミュレーションとExcelシートによるVCO位相ノイズの計算方法
 4-2 シミュレーションとExcelシートによるCPノイズの計算方法
 4-3 シミュレーションによるLPFノイズの計算方法
 4-4 Q&A
5. 分周分数PLL回路の設計方法
 5-1 分周分数PLLとは
 5-2 Excelシートによる分周分数PLL回路の定数設計方法
 5-3 Q&A
受講者レベル:アナログ回路の特性の導出方法に関して一般的な知識のある方(ラプラス変数によるアナログ回路解析が可能な方)、 できれば、さらにデジタルフィルタの伝達関数の導出方法の知識のある方(z変数の扱える方)が望ましい。
【第二講演】12:30~14:30
RF回路設計~LNA・ミキサ・アンテナスイッチ回路の設計法~
講師:金城 良守 氏(大阪工業大学 准教授)
概要:21世紀の無線通信ICは、CMOS微細化と回路技術革新によりCMOSデバイスが主流となった。しかし、教科書だけでは解決困難な「設計の落とし穴」が存在し、実チップ測定まで設計者は不安を抱える。本講演では、高周波回路の基本原理を再確認しつつ、量産を見据えた実設計での具体的注意点を解説する。寄生素子、レイアウト、ESD保護回路設計など、長年の経験から得た実践的ノウハウを提供し、5GやIoT時代のRF-CMOS回路を効率的かつ確実に設計するための課題解決の視点を共有する。
目次:
  1. 高周波回路の基礎(スミスチャート、受動素子)
  2. 線形性、ノイズ、ESD保護素子
  3. LNA回路設計
  4. ミキサ回路設計
  5. アンテナスイッチ回路設計
受講者レベル:高周波集積回路の設計に携わる技術者(初~中級)
【第三講演】14:30~16:00
データコンバータ設計~AD/DA変換回路の設計法~
講師:三木 拓司 氏(神戸大学 教授)
概要:本講演では、まずAD/DA変換器の全体像と主要な性能指標について概説する。続いて、センサーや通信機器向けに広く利用されている逐次比較型AD変換器を題材に、小型化・低消費電力化を実現するアーキテクチャとともに、各構成要素の設計手法について詳しく解説する。さらに、同様の用途において重要な役割を果たす電流型および容量型DA変換器の設計手法についても紹介する。
目次:
  1. データコンバータの概要
  2. AD変換器の設計法
  3. DA変換器の設計法
受講者レベル:初級~中級

技術セッション15 - お申込み

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技術セッション16
時間(会場):9:00~16:00

カルマンフィルタの基礎と実装
―自動運転・自律移動システム実装,鉄道の状態監視への応用―

チェアパーソン:日本大学 特任教授綱島 均 氏

概要:R. E. Kalman(1930-2016)によって、1960年代に提案されたカルマンフィルタは、アポロ計画の軌道推定問題への応用を皮切りに様々な分野に応用され、その応用範囲を飛躍的に拡大してきました。本セッションでは、カルマンフィルタの基礎技術と共に、近年開発が急速に進んでいる自動車の自動運転への応用,鉄道の状態監視への応用を取り上げて、カルマンフィルタの実装技術を解説します。製品開発や研究開発などでカルマンフィルタを活用した実装技術を検討されている方に適しています.本セッションでは「カルマンフィルタの基礎と実装,自動運転・移動ロボット・鉄道への実践まで」をテキストとして使用します。

【第一講演】9:00~11:00
カルマンフィルタの基礎と鉄道の状態監視への応用
講師:綱島 均 氏(日本大学 特任教授)
概要:カルマンフィルタは、様々な分野に応用され、その応用範囲を飛躍的に拡大してきました。この飛躍の要因の背景には、コンピュータの発達と同時にカルマンフィルタのアルゴリズムの効率性があります。カルマンフィルタのアルゴリズムの本質的な部分は、数行程度のプログラムで実装ができますが、実社会の様々な推定問題に適用するためには、その問題に応じた適切な構成が必要になります。本講演では、線形カルマンフィルタの基礎理論を中心に,解説を行います.また,鉄道の状態監視への応用事例についても解説します.
目次:
  1. 線形カルマンフィルタ
  2. 多重モデル法による状態推定
  3. 鉄道の状態監視への応用
受講者レベル:製品開発や研究開発などでカルマンフィルタを活用した実装技術を検討されている方.一般の方にもわかりやすく解説しますが,確率,行列に関する基礎知識,状態空間法の知識があるとより理解が深まります.
【第二講演】11:15~13:15
カルマンフィルタの検定と非線形カルマンフィルタ
講師:橋本 雅文 氏(同志社大学 教授)
概要:カルマンフィルタの適用に際して,次のような疑問や問題が必ず生じます.①カルマンフィルタを実装したものの,それがうまく機能しているか否かをどう判断すれば良いか?②センサ情報の外れ値(異常値)に影響を受けない頑強なカルマンフィルタをどう構成すれば良いか?③一度に多数のセンサ情報が得られた場合,どのセンサ情報を信頼すれば良いか?④状態モデルや観測モデルが非線形関数で記述される場合,どのようにカルマンフィルタを構築すれば良いか? 講演ではこれらの問題を解決する方法を説明します.
目次:
  1. カルマンフィルタの検定
  2. センサの外れ値除去とデータアソシエーション
  3. 非線形カルマンフィルタ:拡張カルマンフィルタとアンセンティッドカルマンフィルタ
受講者レベル:製品開発や研究開発などでカルマンフィルタを活用した実装技術を検討されている方.一般の方にもわかりやすく解説しますが,確率・統計,行列に関する基礎知識,状態空間法の知識があるとより理解が深まります.
【第三講演】14:00~16:00
カルマンフィルタの自動運転・自律移動ロボットへの応用
講師:菅沼 直樹 氏(金沢大学 教授)
概要:カルマンフィルタは古くから用いられてきましたが,その効率的かつ効果的なアルゴリズムから,現代の自動運転システムや自律移動ロボット等にも広く適用されております.実際のカルマンフィルタを実学として身に着けるためには,実際のカルマンフィルタの応用例を見てみることが大変重要であると考えられます.本講演では,第一講演,第二講演で解説したカルマンフィルタの技術の実際の応用例として,移動ロボットや自動運転技術への適用例について紹介を行います.
目次:
  1. 自動運転に必要な技術とカルマンフィルタの関係
  2. 自己位置推定におけるカルマンフィルタの適用例
  3. 移動物追跡におけるカルマンフィルタの適用例
受講者レベル:製品開発や研究開発などでカルマンフィルタを活用した実装技術を検討されている方や自動運転技術や移動ロボット等におけるカルマンフィルタの適用を検討されている方.一般の方にもわかりやすく解説しますが,確率,行列に関する基礎知識,状態空間法の知識があるとより理解が深まります.

技術セッション16 - お申込み

  • 同一セッションの「会場」と「WEB」は同時にお申込みすることはできません
  • 「WEB」受講は複数のセッションを同時にお申込み可能です
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技術セッション17
時間(会場):10:00~15:45

モータドライブ制御の基礎から最新技術・応用技術まで

チェアパーソン:茨城大学 教授岩路 善尚 氏

概要:交流電動機は,産業分野からEVやドローンなどへ応用が拡大しています。本セッションでは,これら交流モータの制御技術を取り上げて,(1)誘導モータを中心とした俯瞰的なモータ制御技術の解説,(2)永久磁石同期モータの最新制御技術,(3)EVにおける製品応用技術に関して,第一線で活躍する研究者・技術者に講演して頂きます。

【第一講演】10:00~11:30
誘導モータの制御技術の基本
講師:岩路 善尚 氏(茨城大学 教授)
概要:ドローンや電気自動車など,移動体用のクリーンな動力として「モータ」の活躍が期待されています。近年は小型・高効率の永久磁石同期モータが話題ですが,産業分野を中心にして,誘導モータは依然として幅広く使用されています。本講演では,交流モータの制御技術開発を進める上で,基礎として学んでおきたい誘導モータに関する制御技術を,実用化技術を中心に紹介します。モータ制御技術のベースとなる講演にしたいと考えています。
目次:
  1. 様々なモータの中での誘導モータ
  2. V/F一定制御とベクトル制御
  3. 誘導モータのセンサレスベクトル制御
  4. 様々に工夫された実用化制御技術
受講者レベル:モータドライブ技術に従事する若手研究者/技術者,これまで誘導モータの制御にかかわったことのない中堅の研究者/技術者
【第二講演】12:30~14:00
永久磁石同期モータにおける回転子磁石温度推定のための「インダクタンス適応同定機能を備えたD 因子フィルタによる回転子磁石強度推定法」
講師:新中 新二 氏(神奈川大学 名誉教授 客員教授)
概要:近年,電動車両の主機として永久磁石同期モータ(以下,PMSM)の利用が広がっている。PMSM が発生する全トルクは,原理的に,マグネットトルクとリラクタンストルクとに二分される。両トルクの全トルクへの寄与率は種々存在するが,基本的に,マグネットトルクが全トルクの中心をなす。マグネットトルクは,回転子磁石の磁束鎖交数(以下,回転子磁束強度)と固定子電流(q 軸電流)に比例する。したがって,回転子磁束強度が一定であれば,固定子電流を通じ,マグネットトルクを容易に制御することができる。
ところが,回転子磁石の材料によっては,モータ駆動時の温度上昇とともに回転子磁石の保磁力が低下し,ひいては予期せぬマグネットトルク低下,最悪の場合には不可逆的な減磁を引き起こす。この種のトルク低下現象の回避には,回転子磁石温度の実時間把握が必要である。固定子側の温度であれば,熱電対等の温度センサで実時間把握が可能である。しかし,回転子への機械的接触を回避したい場合,回転子側の温度は何らかの方法で,固定子側から実時間推定せざるをえない。
近年の研究成果によれば,代表的な回転子磁石温度推定法は,熱伝達モデル法,高周波インピーダンス推定法,回転子磁束強度推定法の3 種に大別されるようである。3 種の中で、最も汎用性に富みかつ最も直接的な温度推定法が、回転子磁束強度推定法である。本講演では、対象PMSM を「dq 軸間磁束干渉を有しないPMSM」と「dq 軸間磁束干渉を有するPMSM」に二分した上で、世界的にも最新と思われる回転子磁束強度推定法を詳しく解説する。
目次:
前編:dq 軸間磁束干渉のないPMSM における回転子磁石温度推定
 1.1 背景と目的
 1.2 軸間磁束干渉のないPMSM の数学モデル
 1.3 回転子磁束強度推定機能付きベクトル制御系
 1.4 数値検証
 1.5 まとめ
後編:dq 軸間磁束干渉を有するPMSM における回転子磁石温度推定
 2.1 背景と目的
 2.2 軸間磁束干渉を有するPMSM の数学モデル
 2.3 回転子磁束強度推定機能付きベクトル制御系
 2.4 数値検証
 2.5 まとめ
受講者レベル:企業でモータドライブ技術開発に従事し、PMSM の駆動制御技術に関し一応の技術を有している技術者。
特に、最新技術の修得に意欲のある技術者。
【第三講演】14:15~15:45
Astemoの車載用ドライブ技術の最前線
講師:谷口 峻 氏(Astemo株式会社)
概要:Astemo株式会社で開発・製品化している車載用ドライブ技術として磁束ベース制御を紹介する。車載用ドライブでは、レゾルバ付きが前提であり、モータパラメータのマップを取得して制御する。そのため、従来の電流ベースの制御から磁束ベースの制御が可能になる。本発表では、磁束で制御することによって車載用ドライブで得られるメリット(トルク応答バラつき低減、低抵抗・高回転での制御安定、調整時間短縮等)について紹介する。
目次:
  1. 背景(車載用ドライブへの要求)
  2. 磁束ベース制御とは
  3. トルク制御に適用するメリット
  4. 低抵抗モータにおけるメリット
  5. 高回転モータにおけるメリット
  6. 矩形波制御におけるメリット
  7. パラメータ調整時間の短縮効果
  8. トルクリプル抑制への応用
  9. まとめ
受講者レベル:モータドライブ技術に従事し、少なくともPMSMの基礎的な駆動制御技術を有する研究者/技術者。

技術セッション17 - お申込み

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技術セッション18
時間(会場):9:30~16:00

電磁界解析とネットアナ評価を併用した高速ディジタル回路設計

チェアパーソン:元 芝浦工業大学 教授前多 正 氏

概要:本セッションは、高速・高周波回路設計の初心者を対象に、高速ディジタル信号伝送における課題を、数式を使わず直感的にわかりやすく解説します。あわせて、電磁界シミュレーションとの協調設計や、高周波回路評価に欠かせないネットワークアナライザを用いた評価技術についても紹介します。

【第一講演】9:30~11:00
高速ディジタル信号伝送の基礎
講師:前多 正 氏(元 芝浦工業大学 教授)
概要:高速・高周波信号で動作する回路では、信号が波のように振る舞います。そのため、回路内での信号反射や、隣接する配線間の干渉(クロストーク)、送信される信号パターンによる波形の乱れ、信号の減衰による品質低下などが発生しやすくなります。これにより、外部ノイズへの耐性が低下する場合もあります。これらの現象について、数式を使わず、直感的にわかりやすく説明します。
目次:
  1. 分布定数回路とは?
  2. 反射現象とは?
  3. 反射が繰り返される回路の様子がわかるラティスダイアグラム
  4. 高周波損失とシンボル間干渉
  5. 同時スイッチングノイズ
  6. クロストークノイズ
受講者レベル:高速・高周波回路設計をこれから始める初学者
【第二講演】11:00~12:00
Sパラメータとスミスチャートの基礎
講師:前多 正 氏(元 芝浦工業大学 教授)
概要:高周波領域では、電圧や電流プローブを近づけるだけで電磁界が乱れ、正確な電圧・電流の測定が難しくなります。そのため、高周波で正確に測定できる量として重視されるのが「電力」です。Sパラメータは、信号電力の反射や透過を測定することで回路の特性を把握するための手法です。本講演では、Sパラメータの基本的な考え方を直感的にわかりやすく解説します。さらに、インピーダンスと信号の反射の関係を視覚的に把握できる「スミスチャート」についても、丁寧に説明します。
目次:
  1. Sパラメータとは何か
  2. マルチポートSパラメータ
  3. スミスチャートとは
  4. スミスチャートを用いたインピーダンス整合
受講者レベル:高速・高周波回路設計をこれから始める初学者
【第三講演】13:00~14:30
回路シミュレータと電磁界解析を活用した効率的なPCB設計
講師:明石 芳雄 氏(キーサイトテクノロジー株式会社)
概要:回路・電磁界シミュレータを組み合わせて用いることにより、信号反射やクロストークを含むシステム全体の特性を求めることができます。またデバイスの業界標準モデルであるIBISやIBIS-AMIを用いて波形を求めることにより、規格仕様を満たす効率的な設計を実現できます。さらにシミュレータでは容易に基板配線や回路部品を変更でき、その変化を可視化できます。これらの特徴を活用した問題特定、対策について述べます。
目次:
  1. シミュレーションの種類とその活用
  2. 波形シミュレーションとデバイスモデル
  3. 回路基板レイアウト前の設計と評価
  4. 回路基板レイアウト後の解析~電磁界解析
受講者レベル:回路設計は中級レベル、シミュレーション技術は初級レベルの受講者を対象とする
【第四講演】14:30~16:00
ネットワーク・アナライザの基礎と応用的な高周波測定
講師:松村 太郎 氏(キーサイトテクノロジー株式会社)
概要:高周波や高速デジタル機器の回路設計では、信号の反射や伝送特性の評価が重要で、通信規格にも含まれています。これらの測定に用いられるのがネットワーク・アナライザです。アプリケーションソフトと組み合わせることで、電子回路だけでなく材料の誘電率や透磁率の評価も可能となり、活用範囲が広がります。本セミナーでは、測定原理から基本操作、応用方法までを解説します。
目次:
  1. SパラメータとVNAの基礎
  2. キャリブレーションの基礎
  3. VNAにおける測定の基礎
  4. 高周波アプリケーションにおける応用的な測定例
受講者レベル:電気回路やSパラメータに関する理解が初級から中級者レベル

技術セッション18 - お申込み

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技術セッションテキスト追加お申込みについて

  • 技術セッション受講料にはテキスト代を含みます。

追加で購入をご希望の方は冊数を選択してください。

追加テキスト 20,000円/冊(税別)

受講料・お申込み方法について

  • 技術セッション受講料(税別)には [テキスト代・昼食代] を含みます。

受講料(税別)

通常申込み 早期申込み 月刊EMC購読者
講師のご紹介者
前回フォーラム受講者
EMC環境フォーラム総合セッション 3,000円※技術セッション受講者、招待者、月刊EMC購読者は無料
EMC環境フォーラム/スマート設計技術フォーラム技術セッション(会場) 一般受講料
52,000円
優待受講料
46,000円
優待受講料
46,000円
EMC環境フォーラム/スマート設計技術フォーラム技術セッション(WEB後日配信) 一般受講料
33,000円
優待受講料
28,000円
お申込み締切 2025年10月末 2025年8月31日 2025年10月末
  • 総合セッションは、本フォーラムの技術セッション受講者(会場/WEB)及び講師のご紹介者、月刊EMC購読者の方は無料となります。
  • 技術セッションの優待受講料は、2025年8月31日までにお申し込みの方(会場受講限定)、講師のご紹介者、月刊EMC購読者、前回フォーラムを受講された方が対象となります。
  • 会場受講をご希望の方で、2025年9月1日以降にお申し込みの方、またWEB受講をご希望の方は、お支払い方法でクレジット決済を選択された場合、優待受講料の適用外となりますのでご注意ください。優待受講料対象の方は「請求書払い」をご選択ください。
  • 全て税抜き表示です。

お申込み・受講の流れ

  1. 参加ご希望セッションの受講形式を選び、「お申込みチェックボックス」をチェックして下さい。
  2. 「お申込みフォーム」ボタンを押し、お申込みを行ってください。
  3. 弊社よりお申込み完了メールがお手元に届きます。
    振込先情報が記載されておりますのでお振込みをお願いいたします(請求書払い/クレジット決済を除く)。
    請求書払いの方へは当社より請求書をお送り致します。
  4. お振込み確認後、メールにて「受講票」をお送り致します。
    WEB受講(後日配信)の方は、受講URLとパスワードの記載をご確認ください。
  5. 会場受講の方:受講票をご持参の上、当日会場へお越しください。
    WEB受講(後日配信)の方:配信期間内に、受講票に記載の受講URLにアクセスし、パスワードを入力後、ご受講をお願いいたします。

WEB受講(後日配信)に関するご案内・ご注意事項
(※必ずお読みください)

WEB受講(後日配信)では、見づらい映像、聞き取りづらい音声に関してあらかじめご容赦のうえ、お申込みください。

【配信期間】

2025年10月27日(月)10時~2025年10月29日(水)18時まで

  • 期間中、一度のみのご受講となります。配信期間外の視聴は一切できません。

【受講方法】

お振込み確認後にお送りする受講票メールに、受講URLとパスワードを記載いたします。
科学情報出版HP上に専用ページが作成されます。
配信期間中に、受講URL(科学情報出版HPの専用ページ)にアクセスいただき、パスワードを入力することで、ご視聴いただけます。

【テキスト】

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【質疑応答】

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全ての質疑応答にはご対応できないこともございます。ご了承ください。

【注意事項(必ずお読みください)】

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